日髙康平 タイに来て1年半
2020年12月3日 タイでプロサッカー選手になりました。
己の弱さを痛感した1年半だった。
プロテストを受けても良い結果が得られず、モチベーションが下がっていた。
Cilie Sports Clubの社長であり、プロの世界でゴールキーパーを経験されてきた多田大介さん(大さん)にとても多く相談に乗ってもらった。
プロサッカー選手を目指す俺がモチベーションの低下を人に相談すること自体、おかしな話だった。
それでも大さんは
時に厳しく時に優しい言葉をかけてくれた。
情けない話、少し諦めかけてた。
自分の実力、行動力、覚悟ではプロサッカー選手に届かないのではないか。
1年を過ぎた頃から毎日、本当に毎日考えてた。
Cilieで働きながらコンディションを整える日々。
仕事はめちゃくちゃ楽しかった。
子ども達にサッカーや走り方を指導したり、駐在妻さん達にフリスビーを使ったアルティメットを指導したり。
Cilieのサポートがなければ1年半もタイに居ることは絶対にできなかった。
保護者様や周りの人も温かかった。
とても居心地が良かった。
しかし、自分に覚悟がなかったことに気付いた。
『覚悟を持てば何でもできる』これは大さんが僕に言ってくれた言葉だ。大さんは覚えてないかもしれないが僕は死ぬまで忘れないだろう。心に響いて今も鮮明に覚えてる。
覚悟を決めたのは最近だった。
今回無理だったら日本に戻ることも視野に入れた。
11月9日
エージェントの高松健太郎さん(ケンさん)に自分の思いを伝えた。
ケンさんはすぐに動いてくれた。
12月1日から練習参加できるチームを持ってきてくれた。
Kamphaeng phet という500㎞離れた街だったが、車で往復してくれた。
ケンさんのサポートもあり、3日間の練習で自分の実力を発揮することができ、プロ契約を勝ち取ることができた。
覚悟を決める大切さをタイに来て学べた。
今までお世話になった人に笑顔でお礼を言うことができる。
それが1番嬉しい。
現在12月9日
チームに合流して4日目
プロサッカー選手になってからの生活については
また別の記事でお伝えできればと思ってます。
最後まで読んでくれてありがとうございます!!